2022年9月19日
みなさんこんにちは。理学療法士、山本哲大です。
夏の暑さも段々と落ち着いてきて秋の雰囲気に変わってきましたね。
7、8月の暑い時期は「暑さでリハビリにあまり来られなかった」なんておっしゃっている方も多かったのではないでしょうか?
9月ももう中旬に入り、過ごしやすくなり、運動するにもとても良い時期になってきましたね。
最近はリハビリにいらっしゃる方もとても多くリハビリ室は非常に賑わっております。
これから寒くなってまた運動が億劫になる時期に向けていまのうちに貯”筋”をしておきましょう!
リハビリスタッフ一同お待ちしております。
理学療法士 山本哲大
2022年8月19日
こんにちは。暑い日々が続いていますね💦新型コロナウィルスの感染者が増えていますが、一方で熱中症になった方も増えています。今回は熱中症についてお伝えしていきます。
【概要】
熱中症は高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害のことです。
本来は夏の暑さや炎天下で具合が悪くなったり倒れたりする状態は、日射病と呼ばれていました。
医学的には、以前は重症度に応じて熱疲労、熱けいれん、熱射病と呼ばれていました。
熱中症は炎天下での運動などで発症しやすいことが知られていますが、高齢者が熱帯夜にエアコンを使用せずに寝ているうちに発症することもあります。
【原因】
気象条件、高血圧や糖尿病などの持病、暑い日中での激しい運動などがあります。体温が上昇すると体温調節機能のバランスが崩れ、体内に熱が溜まってしまいます。体温が上昇した場合、人の体は適度な体温を維持するために、汗をかいたり皮膚温度を上昇させたりして熱を体外へと放出します。この機能が損なわれることで熱中症が生じます。
【症状】
熱中症の重症度(Ⅰ〜Ⅲ度)によって異なります。
Ⅰ(軽度):めまい、立ちくらみ、気分不快など
Ⅱ(中等度):頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感など
Ⅲ(重症度):高体温、意識なし、全身痙攣など
最近では熱中症と同時に新型コロナウィルスも増えているため、それぞれ似た症状がみられます。重症化の予防として早期に見極めることが重要になります。
【検査】
①重症度の評価:
熱中症は重症の場合には死に至る病気であり、医療者の判断により入院が必要です。早期に異常を認識し、治療につなげ重症化を防ぐために重症度分類を行います。特に意識障害の程度、体温、発汗の程度は短時間に変化するため継続的に観察します。III度の重症では意識障害やけいれんなどの症状や肝臓・腎臓の障害、血液の凝固機能の障害など、さまざまな臓器の障害を呈するため、血液検査等でその評価を行います。
②脱水の有無:
皮膚や舌、指先の血の巡りの診察により、脱水状態かどうかの確認がなされます。血液検査でヘモグロビンという「血の濃さ」を示す値が通常以上に高くなっている場合には、血液が脱水によって過剰に濃縮されていることを意味します。
【治療】
①水分補給:
基本的には水分補給であり、体の熱がこもりにくい環境に避難したうえで、水分や電解質、糖分を摂取することです。塩分と水分が適切に配合された経口補水液をゆっくりとこまめに水分を摂取することが重要になります。
②冷却:
非常に重症な状態では、体温が40℃を越えるほどになり、体温調節を担う脳の体温中枢が機能が低下します。冷却により全身に氷を当てる、ぬるま湯を皮膚に吹きかけて扇風機で送風することが重要になります。
暑い日々の中、熱中症対策だけでなく、新型コロナウィルスの感染者も増えているので、きちんと手洗い、うがい、消毒などの衛生面も心掛けましょう。
理学療法士 塩野
2022年6月12日
当院では、50歳以上を対象に帯状疱疹ワクチン接種を行っております。
ワクチンには2種類あり、弱毒生ワクチン(水痘生ワクチン)と不活化ワクチン(シングリックス)があります。
水痘生ワクチンは接種回数1回で、シングリックスは2回です。(初回接種から2ヶ月~最大6ヶ月以内に2回目接種)
予防効果は水痘生ワクチン50~60%、シングリックスが90%以上となっています。
費用は水痘生ワクチン7,700円(税込み)、シングリックスが1回22,000円(税込み)です。
水痘生ワクチンのメリットは安価で1回で済みますが、デメリットは免疫不全者は使用できないこと、また、ステロイド内服や免疫抑制剤、抗がん剤使用中の方には適用されないことです。
シングリックスのメリットは予防効果が高いのですが、デメリットは費用が高いことです。
接種ご希望の際には、まず診察にて体調等をお伺いし、患者様の希望を踏まえワクチンの選定をさせて頂きます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
医師 大川徹
2022年6月1日
こんにちは。
最近「腸活」に励んでいる藤田です。
「腸活」という言葉を、最近よく目👀にしたり 聞いたり👂することが増えたのではないでしょうか?
一般的に、腸内環境を整えて健康に保つことが「腸活」と言われています。
腸活をすることで、腸内環境はもちろん
便秘改善、ダイエット効果、生活習慣病予防、美肌など、健康面にも様々な嬉しい効果があると言われています!
では、どのようにして腸活をすれば良いのでしょうか?
◆朝起きて水を飲む
朝起きて水(出来れば白湯)を飲むと、
腸が活発になり、腸活に良いと言われています。
すっきりした目覚めのためにも、起床後はお水を飲みましょう!
◆発酵食品・水溶性食物繊維の摂取
発酵欲品(ヨーグルトなど)の中には善玉菌が含まれています。
善玉菌には 腸内環境をよくする働きがあると言われていますが、
その善玉菌のエサとなるのが 水溶性食物繊維だと言われています!
[水溶性食物繊維が多く含まれる食材]エシャロット、にんにく、ごぼう、納豆、アボカド、大麦など
◆腸マッサージ
指先で おへその下から「のの字」を描くように やさしくマッサージします。
仰向けや、立ったままでもOK。楽な姿勢で行いましょう。
マッサージを行うのはいつでも良いとされていますが、
より効果が期待できるのは、入浴後などの体が温まっている時だと言われています。
◆適度な運動をする
ヨガやウォーキングなど、適度な運動をすると腸に刺激が与えられるため、
腸活に良いとされています。
すぐに運動を取り入れることが難しい方は、まずは簡単なストレッチを行ったり、
しっかり腹式呼吸をすることから始めてみてはいかがでしょうか。
ぜひ腸活を行って、健康を意識した生活を送りましょう。
受付 藤田
2022年5月16日
5月も折り返し。
梅雨みたいな天気が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
投稿が遅くなりました…
今回は理学療法士 川崎がお送りします。
さて、今回は “冷え性・血行不良“ についてお話しましょう。
多くの人が悩んでいる “冷え性“
血行不良によって生じますが、この原因として、筋力低下、ストレスや不規則な生活、血流をコントロールする自律神経の乱れが挙げられます。
また、栄養不足も原因になります。
そこで、食事として大切なのが…
筋肉とエネルギーになる “タンパク質“ とその代謝に関わる “ビタミンB6“ を十分に摂取すること!!また、血行を促進する働きがある “ビタミンE“ が豊富な食べ物をとるのも効果的!
▷赤ピーマン ビタミンB6を多く含む
▷玄米 ビタミンB6の他、糖質を分解するB1も多く含む
▷鶏むね肉 必須アミノ酸をバランス良く含むタンパク源
▷アーモンドなどのナッツ類 血管を拡張し流れを良くするビタミンEや、良質な脂質がたくさん
▷イワシ・サンマ エネルギー源の脂質、流れを良くするEPAが豊富
▷にんにく 流れを良くするとされる香り成分アリシンを含む
▷しょうが 辛み成分のショウガオールが身体を温めるとされ、血行促進に期待
試してみましょう!!
理学療法士 川崎