2025年1月23日
こんにちは。寒い日が続いていますが、そんな中でインフルエンザが大流行しています😷。今回はインフルエンザについてお伝えします。
【概要】
・インフルエンザウイルスにより引き起こされる急性ウイルス性疾患である。
・例年、11月頃から徐々に患者が増え始め、1月頃に流行がピークに達し、4月過ぎに収束する傾向がある。
・ウイルスはA型、B型、C型の3種類に分けられ、このうち、冬に流行する「季節性インフルエンザ」を引き起こす型は、A型とB型である。
・新型インフルエンザとは、季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なるインフルエンザで、一般の多くの方が免疫を獲得していないことから、全国的かつ急速なまん延により多くの方の生命および健康に重大な影響を与えるおそれがある。
【症状】
・悪寒戦慄、急激な高熱と共に発症する。同時に、筋肉痛や咳、鼻水などの上気道の症状が現れることもある。
・発熱期間は3〜5日ほどであることが多く、38度以上の高熱が持続した後に解熱傾向に向かう。
・新型インフルエンザでは、下痢や嘔吐などの消化器症状が生じることもある。
・合併症として 咳がひどくて呼吸が苦しくなるなどの重症の肺炎を発症することもある。
【治療】
・喘息や心臓疾患などの持病を抱えている場合はインフルエンザが重症化するリスクが高くなるため、積極的な治療を検討する。
・インフルエンザの治療薬には、内服薬、吸入薬、点滴薬がある。
【予防】
・手洗い、うがい、マスクの着用、ワクチン接種などで重症化の予防を心がける。
・最近では口腔内の乾燥で免疫力が低下するため、のど飴で喉を潤す必要がある。
・また、咳や鼻水を介して鼻や口、目の粘膜で飛沫感染するため、洗顔を心がけることも重要である。
理学療法士 塩野