2022年2月20日
今回は呼吸について少しお話しようと思います。
皆さんは1日に何回呼吸を行っているかご存知でしょうか?
およそ1日1.5万~2万回程行われています。
正常な呼吸では横隔膜が上下します。しかしこの上下への動きが上手く行われなくなると代償的に他の部位が過剰に使われてしまいます。
例えば吸気時に横隔膜が下がらないと肺が拡がるスペースを確保出来なくなります。その為、代償的に肩をすくめるような形で吸気を行ってしまう場合があります。
先程呼吸は1日1.5万~2万回行われるとお話しました。それはつまり1日に肩を1.5万~2万回すくめてしまっているということになってしまいます。
それが原因となって慢性的な頸、肩の凝りに繋がってしまう事もあります。
今回は呼吸についてお話しましたが不調のある部位とは直接的に関係無さそうな動作や部位が悪影響を及ぼしてる事は少なくありません。
一見関係無いようで関係している事があるのです。リハビリ中などにこれはどんな意味があるのだろうと思った際には気軽にお尋ねください。
理学療法士 賀川